2023年2月15日

おしぼりの自動展開ロボット開発

株式会社ASTINA(本社東京、儀間匠社長)は株式会社京都カネヨシ(本社京都市、中塚浩社長)と共同で、おしぼりの自動展開およびAI検品ロボットを開発、2022年12月に量産機相当品を導入したと発表しました。

今回、開発したのは貸しおしぼり業の工場で検品およびフィルム包装の工程を自動化するロボット。回収、洗浄した大量の布おしぼりを、AIを活用したロボットが1枚ずつ高速に展開・検品するというもの。 既存のラインを工事せず導入可能な、人の肩幅サイズを目指すとともに、人の手先感覚を必要とする”濡れた布を扱う作業”でも機械にて把持可能で、しわ・よれがあっても人間同様の速度で展開し、検品が可能になったとのこと。

近年、おしぼり業界では慢性的な人材不足が起きており、自動化装置の導入で人手不足の解消が期待されるとしています。