日本チェーンストア協会が2024年3月度の「チェーンストア販売統計」を発表しました。
http://www.jcsa.gr.jp/
会員企業数54社(店舗数10,920店)の販売データをまとめたもので、総販売額は1兆2,216億3,560万円(前年比9.3%増)でした。
概況として3月は、食料品は節約志向からの買上点数減少に若干の改善傾向が見られ、農産品の相場高や店頭価格上昇もあり売上は伸びた。衣料品は気温の低下により春物商品の動きが鈍かったが、住関品の動きも良かったことから、総販売額の前年同月比(店舗調整後)はプラスとなった、としています。
衣料品を見てみると、販売金額は675億8,278万円で、前年同月比3.3%減でした。
部門別では、
紳士衣料 102億2,411万円(前年比3.6%減)
婦人衣料 175億7,168万円(前年比3.4%減)
その他衣料 397億8,699万円(前年比3.2%減)
紳士衣料は、紳士衣料は、スーツ、フォーマル、ドレスシャツなどはまずまずの動きだったが、春物ジャケット、カジュアルパンツ、カジュアルシャツ、春物ニット、春物アウターなどの動きは鈍かった。
婦人衣料は、スーツ、フォーマル、セーター、カーディガンなどの動きはまずまずだったが、春物ジャケット、春物カジュアルパンツ、春物ニット、春物カットソー、春物アウター、トップス、ボトムなどの動きは鈍かった。
その他衣料・洋品は、紳士・インナー、紳士肌着、靴下、スクール衣料、鞄、紳士靴、スニーカー、レイン関連などはまずまずの動きだったが、紳士・婦人・子供パジャマ、子供肌着、子供アウター、ブランド下着、婦人靴、婦人バッグ、帽子などの動きは鈍かった。