2024年3月29日

「くらしの10年ロードマップ」クリーニングが取り入れられる

2050年カーボンニュートラルおよび2030年度削減目標の実現に向けて、国民・消費者の行動変容、ライフスタイル変革を強力に後押しするため、政府は「デコ活(脱炭素につながる新しい豊かな暮らしを創る国民運動)」を展開しています。

脱炭素につながる新しい豊かな暮らしを実現するための必要な方策・道筋を示した「くらしの10年ロードマップ」の衣分野では「クールビズ・ウォームビズ、サステナブルファッションの実践」が提案されています。
その目標のひとつとして、素材にあったケア(洗濯・クリーニング)やリペアの活用で衣服を長く大切に着る、が示されいます。また取組例のひとつに、衣類洗濯・クリーニングについて、その節水、適切な洗剤や薬剤の利用による衣類の長寿命化及び廃棄抑制等の効果によるサステナビリティへの貢献等の意義を訴求しての利用促進があげられています。

全国クリーニング生活衛生同業組合連合会(野澤勝義会長)によると、サステナブルファッション分野におけるクリーニングの必要性を環境省に働きかけた結果、同ロードマップの参考資料で、サステナブルファッション普及にむけた目標や取組例にクリーニングが取り入れられたとのこと。