日本チェーンストア協会が2025年2月度の「チェーンストア販売統計」を発表しました。
http://www.jcsa.gr.jp/
会員企業数47社(店舗数9,445店)の販売データをまとめたもので、総販売額は9,714億5,166万円(前年比0.3%減)でした。
概況として2月は、食料品は節約志向から買上点数の減少傾向は続いている中で、農産品の相場高、店頭価格上昇の影響などもあり販売額は伸びた。衣料品は気温の低下の影響から春物商品などの動きが鈍く、住関品はまずまずの動きだったが、総販売額の前年同月比(店舗調整後)はマイナスとなった、としています。
衣料品を見てみると、販売金額は554億4,065万円で、前年同月比3.0%減でした。
紳士衣料 70億4,583万円(前年比5.5%減)
婦人衣料 108億3,971万円(前年比3.5%増)
その他衣料 222億5,927万円(前年比2.0%減)
紳士衣料は、コート、カジュアルシャツ、カジュアルパンツ、セーター、トレーナー、冬物アウターなどはまずまずの動きだったが、長袖ドレスシャツ、ポロシャツ、春物アウターなどは苦戦した。
婦人衣料は、カラースーツ、シャツ・ブラウス、パンツ、レギンスなどの動きはまずまずだったが、ジャケット、ワンピース、ビジネスニット、トップス、カットソーなどの動きは鈍かった。
その他衣料・洋品は、婦人ルームウェア、紳士・婦人インナー、靴下、手袋、マフラーなどはまずまずの動きだったが、紳士・婦人パジャマ、ベビー用品、帽子、レイングッズなどの動きは鈍かった。