使用済みの浴衣を再利用した温泉地ならではの織物を普及させる取り組みを、静岡県伊東市大原の織物工房「絲(いと)」が進めています。静岡新聞が伝えています。
http://www.at-s.com/news/article/topics/shizuoka/334498.html
織物は浴衣と伊東温泉のイメージから名付けられた「衣湯織(いとうおり)」。工房の代表曽根冨喜子さんが2005年から開発に乗り出し、2016年12月に商標登録されたとのこと。
宿泊施設やクリーニング店から譲り受けた中古の浴衣やベッドシーツが素材。縫い目をほどいて布に戻してからひも状に裂き、裂き織りの要領でタペストリーやバッグ、ベストなどに。
温泉街の資源を無駄なく活用し、地域活性につながればとしています。