日本チェーンストア協会が2020年6月度の「チェーンストア販売統計」を発表しました。
http://www.jcsa.gr.jp/
会員企業数56社(店舗数10,806店)の販売データをまとめたもので、総販売額は1兆859億9,442万円(前年比3.4%増)でした。
概況として6月は、政府の外出自粛要請が解除されたが、テレワークなどによる内食化需要が継続し食料品は好調だった。衣料品は外出自粛の影響もあり苦戦したが、住関品は好調に推移し、総販売額の前年同月比(店舗調整後)はプラスとなった、としています。
衣料品を見てみると、販売金額は566億4,276万円で、前年同月比4.1%減でした。
部門別では、
紳士衣料 150億8,171万円(前年比6.5%減)
婦人衣料 186億8,668万円(前年比7.7%減)
その他衣料 455億9,693万円(前年比1.7%減)
紳士衣料は、ショートパンツ、カジュアルシャツ、Tシャツなどはまずまずの動きだったものの、スーツ、フォーマル、スラックス、ドレスシャツ、ポロシャツなどの動きは鈍かった。
婦人衣料は、カジュアルシャツ、カットソーなどはまずまずの動きだったが、フォーマル、スーツ、スラックス、ブラウスなどは厳しかった。
その他衣料・洋品は、紳士・婦人・子供インナー、紳士・婦人パジャマ、紳士・婦人スウェットスーツ、男児ハーフパンツ、スクール関連、ファッションマスク、婦人バッグなどはまずまずの動きだったものの、ベビー用品、婦人・スクール水着、浴衣、帽子、日傘、紳士鞄・靴、紳士靴下、ストッキング、レイングッズなどの動きは鈍かった。