日本チェーンストア協会が2023年6月度の「チェーンストア販売統計」を発表しました。
http://www.jcsa.gr.jp/
会員企業数54社(店舗数10,797店)の販売データをまとめたもので、総販売額は1兆809億7,771万円(前年比2.1%増)でした。
概況として6月は、食料品は節約志向の高まりから買い控えが続いているが、店頭価格の上昇により農産品を除き売上は伸びた。衣料品は昨年の反動もあり動きが鈍かったが、住関品はまずまずの動きだったことから、総販売額の前年同月比(店舗調整後)はプラスとなった、としています。
衣料品を見てみると、販売金額は654億3,133万円で、前年同月比2.0%減でした。
部門別では、
紳士衣料 114億5,299万円(前年比6.4%減)
婦人衣料 153億9,481万円(前年比2.1%減)
その他衣料 385億8,353万円(前年比0.5%減)
紳士衣料は、セットアップ、スラックス、ドレスシャツ、カジュアルパンツ、カジュアルシャツなどはまずまずの動きだったが、ビジネススーツ、半袖ドレスシャツ、半袖ポロシャツ、カットソーなどは苦戦した。
婦人衣料は、ブラウス、カーディガン、カジュアルシャツ、カジュアルパンツなどまずまずの動きだったが、ブランド・カジュアルTシャツ、ボトム、カットソーなどの動きは鈍かった。
その他衣料・洋品は、紳士・婦人インナー、紳士シャレテコ、婦人・子供水着、浴衣、紳士・婦人スニーカー、婦人バッグ、レイングッズなどの動きはまずまずだったが、紳士・婦人・子供パジャマ、紳士リラクシングウェア、婦人下着、紳士・子供肌着、男児・女児衣料、スクール衣料、紳士水着、靴下、帽子、財布などの動きは鈍かった。