日本チェーンストア協会が2024年12月度の「チェーンストア販売統計」を発表しました。
http://www.jcsa.gr.jp/
会員企業数47社(店舗数9,442店)の販売データをまとめたもので、総販売額は1兆3,025億5,603万円(前年比3.0%増)でした。
概況として12月は、食料品は節約志向から買上点数の減少傾向が続いているが、農産品の相場高、店頭価格上昇の影響などもあり販売額は伸びた。衣料品は季節商品を中心に動きが鈍かったが、住関品の動きが良かったことから、総販売額の前年同月比(店舗調整後)はプラスとなった、としています。
衣料品を見てみると、販売金額は662億4,641万円で、前年同月比6.7%減でした。
部門別では、
紳士衣料 112億2,051万円(前年比6.1%減)
婦人衣料 155億6,408万円(前年比0.9%増)
その他衣料 394億6,182万円(前年比9.5%減)
紳士衣料は、紳士衣料は、ジャケット、スラックス、セーター、ブルゾン、カジュアルシャツ、アウターなどはまずまずの動きだったが、スーツ、コート、ポロシャツなどは苦戦した。
婦人衣料は、ショートコート、スカート、ワンピース、セーター、カジュアルシャツ、トレーナー、アウター、ボトムなどの動きは良かったが、カラーフォーマル、ニットなどの動きは鈍かった。
その他衣料・洋品は、ホームウェア、紳士・婦人パジャマ、紳士・婦人・子供インナー、女児ナイトウェア、スニーカー、ストッキング・タイツ、靴下などはまずまずの動きだったが、子供パジャマ、子供衣料、婦人帽子、ブーツ、レイングッズなどの動きは鈍かった。