日本チェーンストア協会が2025年8月度の「チェーンストア販売統計」を発表しました。
http://www.jcsa.gr.jp/
会員企業数46社(店舗数9,401店)の販売データをまとめたもので、総販売額は1兆1,002億669万円(前年比2.1%増)でした。
概況として8月は、食料品は節約志向が続いていることから買上点数の減少傾向が続いているが、店頭価格は上昇しており販売額は伸長した。衣料品、住関品ともに動きが鈍かったが、総販売額の前年同月比(店舗調整後)はプラスとなった、としています。
衣料品を見てみると、販売金額は428億49万円で、前年同月比1.7%減でした。
紳士衣料 62億1,960万円(前年比7.5%減)
婦人衣料 106億4,042万円(前年比3.1%減)
その他衣料 259億4,047万円(前年比0.5%増)
紳士衣料は、セットアップ、ジャケット、スラックス、ポロシャツ、カジュアルシャツ、ショートパンツ、トップス、Tシャツなどはまずまずの動きだったが、サマーフォーマル、半袖・長袖ドレスシャツ、カジュアルパンツなどは苦戦した。
婦人衣料は、シャツ・ブラウス、ワンピース、ニット、Tシャツ、トップス、ボトム、カットソーなどはまずまずの動きだったが、ビジネス関連、ブラックフォーマル、カラーフォーマル、カジュアルパンツ、カジュアルシャツ、レギンスなどの動きは鈍かった。
その他衣料・洋品は、婦人ルームウェア、紳士・婦人パジャマ、紳士・婦人インナー、婦人浴衣、男児・女児ハーフパンツ、スニーカー、靴下、雨兼用日傘などの動きは良かったものの、紳士・婦人肌着、紳士浴衣、浴衣小物、婦人水着、ベビー用品、紳士・婦人バッグ、レイングッズなどの動きは鈍かった。