2023年9月14日

労災死亡事故、会社と代表取締役を書類送検

青森県弘前市のクリーニング工場で男性が頭を機械に挟まれて死亡した事故で、弘前労働基準監督署は事故を防ぐ安全装置を適切に設置していなかったとして労働安全衛生法違反の疑いで会社と代表取締役を書類送検しました。NHKが報じています。

弘前労働基準監督署によると、今年1月に工場で作業にあたっていた20代の男性が脱水機に頭をはさまれて死亡しました。機械が突然停止したため原因を調べようと内部をのぞき込んだところ頭を挟まれたということです。
機械には法律で義務づけられている事故防止のための安全装置が備えられていましたが、その一部を取り外していた疑いがあるということで、弘前労働基準監督署は労働安全衛生法違反の疑いで会社と代表取締役の男性を書類送検したとのこと。