日本チェーンストア協会が2023年8月度の「チェーンストア販売統計」を発表しました。
http://www.jcsa.gr.jp/
会員企業数54社(店舗数10,796店)の販売データをまとめたもので、総販売額は1兆1,432億8,672万円(前年比3.4%増)でした。
概況として8月は、依然として食料品は節約志向の高まりから買い控えが続いているが、店頭価格の上昇もあり水産品を除き売上は伸びた。衣料品は高気温の影響もあり季節商品の動きが良く、住関品の動きも良かったことから、総販売額の前年同月比はプラスとなった、としています。
衣料品を見てみると、販売金額は503億6,619万円で、前年同月比8.4%増でした。
部門別では、
紳士衣料 72億3,248万円(前年比0.4%増)
婦人衣料 124億2,217万円(前年比8.4%増)
その他衣料 307億1,154万円(前年比10.5%増)
紳士衣料は、フォーマル、スラックス、長袖・半袖ドレスシャツ、半袖カジュアルシャツ、ショートパンツ、Tシャツなどはまずまずの動きだったが、長袖カジュアルシャツ、ボトム、カットソーなどの動きは鈍かった。
婦人衣料は、フォーマル、ベスト、スラックス・パンツ、カジュアルシャツ、Tシャツ、ボトムなどの動きは良かったものの、ワンピース、カラーフォーマル、ブラウスなどの動きは鈍かった。
その他衣料・洋品は、紳士・婦人パジャマ、紳士・婦人インナー、紳士・婦人・子供水着、UV衣料、浴衣、スニーカー、靴下、帽子、日傘、婦人バッグなどの動きは良かったが、スクール衣料、子供靴、ハンカチ、婦人靴、レイングッズなどの動きは鈍かった。