日本チェーンストア協会が2024年2月度の「チェーンストア販売統計」を発表しました。
http://www.jcsa.gr.jp/
会員企業数54社(店舗数10,874店)の販売データをまとめたもので、総販売額は1兆555億8,371万円(前年比5.5%増)でした。
概況として2月は、食料品は節約志向から買上点数の減少が続いている中、農産品の相場高や店頭価格上昇もあり売上は伸びた。衣料品は冬物商品のセールなどが好調だったことから堅調に推移し、住関品の動きも良かったことから、総販売額の前年同月比(店舗調整後)はプラスとなった、としています。
衣料品を見てみると、販売金額は443億9,995万円で、前年同月比3.1%増でした。
部門別では、
紳士衣料 78億9,596万円(前年比2.3%増)
婦人衣料 119億159万円(前年比5.2%増)
その他衣料 246億240万円(前年比2.5%増)
紳士衣料は、コート、スーツ、フォーマル、ドレスシャツ、カジュアルパンツ、春物ニット、セーターなどはまずまずの動きだったが、カジュアルシャツ、トレーナー、アウターなどの動きは鈍かった。
婦人衣料は、スーツ、フォーマル、春物ジャケット、春物ニット、春物カットソー、春物アウター、レギンスパンツなどの動きはまずまずだったが、カジュアルパンツ、トップス、ボトムなどの動きは鈍かった。
その他衣料・洋品は、スクール衣料、紳士・婦人肌着、ネクタイ、靴下、鞄、スニーカー、傘などはまずまずの動きだったが、紳士・婦人・子供パジャマ、男児・女児フォーマル、ブランド下着、ひざ掛け、マフラー、帽子、手袋などの動きは鈍かった。