2014年7月23日

ドライではなく水洗い、中国の偽装問題

中国で、ドライクリーニングと称して水洗いするという偽装問題が発生していると、中国産業データ&リポート/亜州ビジネスが伝えています。
http://www.ashu-chinastatistics.com/news.cgi?d=1_b375268

ドライクリーニング偽装問題がチベット自治区のラサ市で横行しているとチベット新聞網が報じているとのことで、店の入り口にドライクリーニングの機械を設置してあるものの、実際には奥の家庭用洗濯機を使用。高いドライクリーニングのコストを節約しているとしています。

そのためラサのあるチェーン店では、ニセ洗いをうまくやるために、従業員の採用に当たっては、水洗いが可能かどうかを見極める“目利き”を重視。水洗いによって、あとから損害賠償を受ける可能性のある高級ウールやシルクのみドライクリーニングしていたそうです。

記事によると、ドライ機は1台10万人民元(約163万円)。ラサ市のドライクリーニングの店頭料金は20人民元(約325円)。成都の50人民元(815円)の半分以下とのこと(※品目は不明です)。