日本チェーンストア協会が平成27年12月度の「チェーンストア販売統計」を発表しました。
http://www.jcsa.gr.jp/
会員企業数58社(店舗数9,384店)の販売データをまとめたもので、総販売額は1兆2,948億130万円(前年同)でした。
概況としては12月は、食料品は、鍋物関連商材の動きは鈍かった他は堅調に推移し、衣料品、住関品は、気温高の影響を受けた季節商品が苦戦したが、総販売額の前年同月比(店舗調整後)は前年同となった、としています。
衣料品を見てみると、販売金額は1,137億5,935万円で、前年同月比5.3%減でした。
部門別では、
紳士衣料 245億2,274万円(前年比8.8%減)
婦人衣料 294億7,289万円(前年比6.7%減)
その他衣料 597億6,372万円(前年比3.0%減)
紳士衣料は、スーツ、カットソーなどの動きは良かったが、ジャケット、スラックス、コート、セーター、カジュアルシャツ、トレーナーなどは不調に終わった。
婦人衣料は、ジャケット、パンツ、カットソー、トレーナーなどの動きが良かったが、コート、セーターやカーディガンなどは苦戦した。
その他衣料・洋品は、女子ロング・ハーフパンツ、肌着、靴下などが好調だったが、紳士パジャマ、機能性肌着、子供服、ベビー用品、婦人ブーツ、マフラー・帽子・手袋などは不調に終わった。