廃業に追い込まれた米国ニューヨーク市内のクリーニング店が、巨大企業マディソン・スクエア・ガーデン(MSG)を相手取り、訴訟を起こしたと、DAILY SUN NEW YORKが伝えています。
http://www.dailysunny.com/2016/05/02/nynews0502-30/
4月28日付のニューヨーク・デイリーニュースが報じたところによると、ニューヨーク市のクリーニング店は、MSGやその子会社であるラジオシティ・ホール、ビーコン・シアターで使われるユニフォームなどの洗濯を一手に請け負う専属契約を結んでいました。
2014年9月にMSGが洗濯に出す枚数を約40%も少なく申告していることに気がつき、同店は不足分支払いを請求する代わりに専属契約を17年まで延ばすことで合意しようとしましたが、MSGはこれを拒否。専属契約を終了したため、同店は廃業に追い込まれてしまいました。
そこで同店は、50万ドル(約5,300万円)の損害賠償を求め提訴に踏み切ったとのことです。