日本チェーンストア協会が平成28年5月度の「チェーンストア販売統計」を発表しました。
http://www.jcsa.gr.jp/
会員企業数57社(店舗数9,410店)の販売データをまとめたもので、総販売額は1兆1,036億5,676万円(前年比1.3%減)でした。
概況として、5月は食料品では、相場安の影響で農産品が苦戦したほか、前年ほど気温が上がらず涼味関連の動きが鈍かった。衣料品や住関品では、気温の影響もあって季節商品に動きが見られなかったことから総販売額の前年同月比(店舗調整後)は、マイナスとなった、としています。
衣料品を見てみると、販売金額は993億3,265万円で、前年同月比7.2%減でした。
部門別では、
紳士衣料 191億3,027万円(前年比7.3%減)
婦人衣料 293億4,753万円(前年比9.6%減)
その他衣料 508億5,485万円(前年比5.6%減)
紳士衣料は、ジャケット、ビジネスシャツは好調だったが、スラックス、半袖Tシャツ、ショートパンツなどの動きは鈍かった。
婦人衣料は、カーディガン、カジュアルパンツは好調だったが、スーツ、ブラウス、Tシャツ、ジーンズなどは不調だった。
その他衣料・洋品は、母の日の関連でエプロン、紳士・婦人・子供パジャマ、スクール水着、雨が多くレイングッズは好調だったが、肌着、紳士ソックス、子供靴、帽子などのUV関連商品は不調だった。