2016年6月20日

5月の百貨店売上、衣料品7.8%減

日本百貨店協会が平成28年5月の「全国百貨店売上高」を発表しました。
http://www.depart.or.jp/

調査対象百貨店81社236店のデータをまとめたもので、売上高総額は約4,629億円、前年同月比で5.1%減。3カ月連続のマイナスとなりました。
5月の特徴としては、これまで売上を牽引してきた大規模店も含め、全体的なマイナス基調にあるとし、訪日外国人動向では購買単価が下落しており、売上高の約97%を占める国内購買客の動きについても、株価低迷などの消費マインド低下を要因に中間層をはじめ富裕層の取り込みについても苦しんだことなどを背景に、非常に厳しい商戦に終わった、としています。

衣料品を見てみると、売上高は1,555億5,455万円で、前年同月比7.8%減。7カ月連続のマイナスとなりました。
商品別では、
  • 紳士服・洋品 344億7,280万9千円 (前年比6.9%減)
  • 婦人服・洋品 974億7,685万2千円 (前年比8.7%減)
  • 子供服・洋品 126億946万2千円 (前年比5.6%減)
  • その他衣料品 109億9,542万7千円 (前年比6.0%減)
となっています。