日本チェーンストア協会が平成29年4月度の「チェーンストア販売統計」を発表しました。
http://www.jcsa.gr.jp/
会員企業数56社(店舗数9,391店)の販売データをまとめたもので、総販売額は1兆656億870万円(前年比0.6%増)でした。
概況として、4月は食料品はお花見需要もあり衣料品ともにまずまずの動きだった。住関品は気温の変動影響もあり動きが鈍かったが、総販売額の前年同月比(店舗調整後)はプラスとなった、としています。
衣料品を見てみると、販売金額は918億174万円で、前年同月比0.2%増でした。
部門別では、
紳士衣料 173億5,053万円(前年比0.5%減)
婦人衣料 262億5,530万円(前年比1.7%減)
その他衣料 481億9,591万円(前年比1.6%増)
紳士衣料は、ジャケット、イージーパンツ、ドレスシャツ、ブルゾン、長袖カジュアルシャツなどの動きは良かったものの、ニットカーディガン、カットソー、ジーンズなどの動きは鈍かった。
婦人衣料は、ジャケット、春物コート、スカート、七分セーター・カーディガンなどの動きは良かったが、マニッシュスーツ、ブラウス、カットソーなどの動きは鈍かった。
その他衣料・洋品は、紳士・婦人・子供パジャマ、婦人下着、紳士靴下、レイングッズなどの動きは良かったものの、女児パンツ、男児・女児長袖Tシャツなどの動きは鈍かった。