2018年9月26日

8月のチェーンストア販売、衣料品6.5%減

日本チェーンストア協会が平成30年8月度の「チェーンストア販売統計」を発表しました。
http://www.jcsa.gr.jp/

会員企業数56社(店舗数10,212店)の販売データをまとめたもので、総販売額は1兆861億4,557万円(前年比0.1%増)でした。
概況として、8月は食料品は農産品、惣菜が好調。衣料品、住関品は天候要因もあり苦戦したが、総販売額の前年同月比(店舗調整後)はプラスとなった、としています。

衣料品を見てみると、販売金額は711億6,884万円で、前年同月比6.5%減でした。
部門別では、
紳士衣料  113億1,424万円(前年比8.3%減)
婦人衣料  193億3,646万円(前年比9.5%減)
その他衣料 405億1,814万円(前年比4.4%減)

紳士衣料は、フォーマル、半袖シャツ、半袖ポロシャツ、ショートパンツなどはまずまずの動きだったが、スーツ、スラックス、ドレスシャツなどは動きが鈍かった。

婦人衣料は、スカート、アンクルパンツ、Tシャツなどの動きは良かったが、エレガンスシャツ、ブラウス、カットソーなどの動きは鈍かった。

その他衣料・洋品は、紳士・子供半袖パジャマ、紳士リラクシングウェア、子供インナー、男児Tシャツ、紳士シーズン靴下、紳士水着、婦人帽子などの動きは良かったものの、紳士・婦人インナー、女児長袖シャツ、ベビー用品、婦人水着、浴衣、甚平などは苦戦した。