2018年11月21日

10月の百貨店売上、衣料品1.0%減

日本百貨店協会が平成30年10月の「全国百貨店売上高」を発表しました。
http://www.depart.or.jp/

調査対象百貨店79社219店のデータをまとめたもので、売上高総額は約4,717億円、前年同月比で1.6%増。4カ月ぶりのプラスになりました。
10月の特徴としては、前年に比べ日曜日1日減のマイナス要因があったものの、気温の低下に伴い秋冬商材が活発に動いた他、改装効果や各社が展開した物産展等食品催事の人気施策も盛況で集客に寄与。衣料品は前月よりも4.4ポイントアップと大きく改善、婦人服・洋品は、特選衣料やジャケット、セーターなどが好調だった、としています。

衣料品を見てみると、売上高は1,564億7,860万9千円で、前年同月比1.0%減。4カ月連続のマイナスでした。
商品別では、
  • 紳士服・洋品 352億254万3千円 (前年比3.2%減)
  • 婦人服・洋品 1,010億675万2千円 (前年比0.5%増)
  • 子供服・洋品 98億2,363万4千円 (前年比7.0%減)
  • その他衣料品 103億4,568万円 (前年比2.2%減)
となっています。