2018年11月22日

10月のチェーンストア販売、衣料品11.0%減

日本チェーンストア協会が平成30年10月度の「チェーンストア販売統計」を発表しました。
http://www.jcsa.gr.jp/

会員企業数58社(店舗数10,343店)の販売データをまとめたもので、総販売額は1兆641億4,861万円(前年比0.7%減)でした。
概況として、10月は食料品は畜産品が苦戦したが農産品がカバーして堅調に推移。衣料品、住関品ともに気温が高めだったこともあり低調だったことから、総販売額の前年同月比(店舗調整後)はマイナスとなった、としています。

衣料品を見てみると、販売金額は795億5,117万円で、前年同月比11.0%減でした。
部門別では、
紳士衣料  155億5,942万円(前年比13.4%減)
婦人衣料  220億1,225万円(前年比12.1%減)
その他衣料 419億7,950万円(前年比9.5%減)

紳士衣料は、カジュアルパンツ、カジュアルウェア、ジーンズなどはまずまずの動きだったが、スーツ、スラックス、ジャケット、アウターなどの動きは鈍かった。

婦人衣料は、マザースーツ、マニッシュスーツ、フォーマル、羽織シャツなどの動きが良かったが、ジャケット、カットパンツ、カットソーなどの動きは鈍かった。

その他衣料・洋品は、婦人ホームウェア、男児パンツ、女児ロングパンツ、紳士バッグ、子供ブーツなどの動きは良かったものの、紳士ホームウェア、紳士インナー、女児ジャケット、子供インナー、ベビーウェア、紳士・婦人靴、傘などの動きは鈍かった。