日本チェーンストア協会が2019年11月度の「チェーンストア販売統計」を発表しました。
http://www.jcsa.gr.jp/
会員企業数55社(店舗数10,538店)の販売データをまとめたもので、総販売額は9,967億8,525万円(前年比1.4%減)でした。
概況として11月は、気温が高めで推移するなど天候要因などもあり、食料品、衣料品、住関品ともに苦戦したことから、総販売額の前年同月比(店舗調整後)は、マイナスとなった、としています。
衣料品を見てみると、販売金額は709億2,841万円で、前年同月比7.9%減でした。
部門別では、
紳士衣料 146億1,971万円(前年比10.3%減)
婦人衣料 195億8,752万円(前年比7.8%減)
その他衣料 367億2,118万円(前年比6.8%減)
紳士衣料は、ジャケット、スラックス、ドレスシャツ、カジュアルシャツなどはまずまずの動きだったが、セーター、ボトム、アウターなどは苦戦した。
婦人衣料は、フォーマル、ジャケット、セーター、ブラウス、カジュアルシャツ、トップスなどはまずまずの動きだったが、アウター、カットソー、ボトム、レギンスなどの動きは鈍かった。
その他衣料・洋品は、紳士・婦人パジャマ、紳士・婦人インナー、子供パンツ、レディスカジュアルシューズ、子供レイングッズ関連商品などの動きは良かったものの、婦人下着、男児・女児コート・ジャケット、帽子・手袋、婦人ブーツなどの動きは鈍かった。