日本チェーンストア協会が2024年1月度の「チェーンストア販売統計」を発表しました。
http://www.jcsa.gr.jp/
会員企業数54社(店舗数10,845店)の販売データをまとめたもので、総販売額は1兆1,375億5,800万円(前年比1.9%増)でした。
概況として1月は、食料品は節約志向から買上点数の減少が続いている中、店頭価格上昇でカバーしていることから売上は良かった。衣料品は気温高で推移したことから動きが鈍く、住関品も動きが鈍かったが、総販売額の前年同月比(店舗調整後)はプラスとなった、としています。
衣料品を見てみると、販売金額は610億4,917万円で、前年同月比3.0%減でした。
部門別では、
紳士衣料 108億951万円(前年比9.0%減)
婦人衣料 155億9,392万円(前年比1.4%減)
その他衣料 346億4,574万円(前年比1.7%減)
紳士衣料は、スーツ、フォーマル、セットアップ、ドレスシャツ、カジュアルシャツ・パンツ、ポロシャツなどはまずまずの動きだったが、コート、フリースジャケット、アウターなどの動きは鈍かった。
婦人衣料は、パンツスーツ、フォーマル、春物ニット、レギンスパンツなどの動きはまずまずだったが、ダウンコート、ジャケット、カラーフォーマル、ブラウス、カジュアルパンツ、カットソー、ボトムなどの動きは鈍かった。
その他衣料・洋品は、紳士ルームウェア、スニーカー、婦人靴下、財布、傘などはまずまずの動きだったが、紳士・婦人・子供パジャマ、紳士・婦人インナー、キッズフォーマル、紳士靴、ブーツ、ひざ掛け、マフラー、帽子、手袋などの動きは鈍かった。