2024年2月28日

1月の百貨店売上、衣料品5.3%増

日本百貨店協会が2024年1月の「全国百貨店売上高」を発表しました。
http://www.depart.or.jp/

調査対象百貨店72社180店のデータをまとめたもので、売上高総額は約4,593億円、前年同月比で7.1%増。23カ月連続のプラスとなりました。
1月の特徴としては、一部店舗において能登半島地震による影響も見られたが、インバウンドと高付加価値商材が牽引した他、コロナ5類移行で行動制限が無くなった初商は堅調で、各社が企画した物産展等の催事やイベントも奏功した。主力の衣料品は天候与件から防寒着が苦戦したものの、クリアランス期間にもかかわらず、ジャケットやニット、カットソー等のプロパー商材が健闘した、としています。

衣料品を見てみると、売上高は1,318億1,462万円で、前年同月比5.3%増。23カ月連続のプラスとなりました。
商品別では、
  • 紳士服・洋品 273億4,867万5千円(前年比1.4%減)
  • 婦人服・洋品 909億5,224万8千円(前年比8.9%増)
  • 子供服・洋品 67億8,134万円(前年比1.6%減)
  • その他衣料品 67億3,235万7千円(前年比3.8%減)
となっています。