日本チェーンストア協会が2024年11月度の「チェーンストア販売統計」を発表しました。
http://www.jcsa.gr.jp/
会員企業数47社(店舗数9,307店)の販売データをまとめたもので、総販売額は1兆666億9,971万円(前年比3.5%増)でした。
概況として11月は、食料品は節約志向が続いて買上点数が回復しないが、農産品の相場高、店頭価格上昇の影響などもあり販売額は伸びた。衣料品は季節商品を中心に動きが鈍かったが、住関品の動きが良かったことから、総販売額の前年同月比(店舗調整後)はプラスとなった、としています。
衣料品を見てみると、販売金額は584億392万円で、前年同月比0.2%増でした。
部門別では、
紳士衣料 106億8,547万円(前年比7.2%減)
婦人衣料 151億5,302万円(前年比1.9%減)
その他衣料 325億6,543万円(前年比4.0%増)
紳士衣料は、ドレスシャツ、カジュアルシャツ、カジュアルパンツ、ポロシャツ、薄手アウター、ボトムなどはまずまずの動きだったが、スーツ、ジャケット、スラックスなどは苦戦した。
婦人衣料は、ブラックフォーマル、セーター、シャツ・ブラウス、カジュアルシャツ、ニット、カットソー、ボトムなどの動きはまずまずだったが、カラーフォーマル、コート、アウターなどの動きは鈍かった。
その他衣料・洋品は、紳士ルームウェア、紳士・婦人・子供パジャマ、紳士・婦人・子供インナー、婦人バッグ、傘などの動きは良かったが、子供用防寒具、レッグウェア、靴下、帽子などの動きは鈍かった。