日本チェーンストア協会が2025年11月度の「チェーンストア販売統計」を発表しました。
http://www.jcsa.gr.jp/
会員企業数46社(店舗数9,464店)の販売データをまとめたもので、総販売額は1兆963億4,348万円(前年比2.8%増)でした。
概況として11月は、食料品は節約志向が続き買上点数の減少が続いているが、店頭価格の上昇により販売額をカバーした。衣料品、住関品ともにまずまずの動きだったことから、総販売額の前年同月比(店舗調整後)はプラスとなった、としています。
衣料品を見てみると、販売金額は585億9,370万円で、前年同月比1.5%増でした。
紳士衣料 103億9,275万円(前年比2.7%減)
婦人衣料 150億8,170万円(前年比0.1%増)
その他衣料 331億1,925万円(前年比3.6%増)
紳士衣料は、ジャケット、スラックス、スーツ、スエットパンツ、ベスト、アウターなどはまずまずの動きだったが、セットアップ、長袖ドレスシャツ、カジュアルシャツ、カジュアルパンツ、トレーナーなどは苦戦した。
婦人衣料は、ジャケット、セットアップ、パンツ、ボトムなどはまずまずの動きだったが、フォーマル、ワンピース、ニット、カットソー、アウターなどの動きは鈍かった。
その他衣料・洋品は、紳士・婦人パジャマ、紳士・婦人インナー、ソックス、婦人バッグ、婦人帽子、マフラー、手袋、日傘などの動きは良かったが、子供パジャマ、子供インナー、子供肌着、紳士ベルト、紳士小物、子供靴、レイングッズなどの動きは鈍かった。