日本チェーンストア協会が平成26年10月度の「チェーンストア販売統計」を発表しました。
http://www.jcsa.gr.jp/
会員企業数60社(店舗数9,297店)の販売データをまとめたもので、総販売額は1兆482億4,334万円(前年同月比1.9%減)でした。
概況としては、10月は食料品は、相場高の畜産品のほか惣菜は好調だったものの、台風の影響など天候要因もあり衣料品や住関品が伸び悩んだことから、総販売額の前年同月比(店舗調整後)は、7カ月連続のマイナスとなった、としています。
衣料品を見てみると、販売金額は965億9,334万円で、前年同月比7.5%の減少でした。
部門別では、
紳士衣料 197億3,998万円(前年比5.0%減)
婦人衣料 293億7,088万円(前年比6.1%減)
その他衣料 474億8,248万円(前年比9.3%減)
紳士衣料は、カッターシャツ、長袖トレーナーの動きは良かったが、ジャケット、スラックス、カジュアルパンツなどは不調だった。
婦人衣料は、スカート、ジーンズ、長袖Tシャツの動きは良かったものの、ブラウス・シャツ、カットソーなどは不調だった。
その他衣料・洋品は、紳士・婦人ホームウェア、子供用キャラクター関連衣料は好調だったが、紳士・婦人肌着などは不調だった。