2021年12月5日

10月の百貨店売上、衣料品1.7%増

日本百貨店協会が2021年10月の「全国百貨店売上高」を発表しました。
http://www.depart.or.jp/

調査対象百貨店73社189店のデータをまとめたもので、売上高総額は約3,848億円、前年同月比で2.9%増。3カ月ぶりのプラスとなりました。
10月の特徴としては、緊急事態宣言等が解除され、主要顧客層の外出機会が増加したことに加え、各社が企画した組織顧客向施策や物産展等各種催事も奏功。高額商材の増勢が続いている他、気温低下で衣料品など秋冬商材も好調だった、としています。

衣料品を見てみると、売上高は1,167億6,528万2千円で、前年同月比1.7%増。3カ月ぶりのプラスとなりました。
商品別では、
  • 紳士服・洋品 252億389万5千円 (前年比1.1%減)
  • 婦人服・洋品 765億2,273万7千円 (前年比4.3%増)
  • 子供服・洋品 72億9,478万6千円 (前年比6.8%減)
  • その他衣料品 77億4,386万4千円 (前年比4.8%減)
となっています。