2021年12月23日

11月の百貨店売上、衣料品10.4%増

日本百貨店協会が2021年11月の「全国百貨店売上高」を発表しました。
http://www.depart.or.jp/

調査対象百貨店73社189店のデータをまとめたもので、売上高総額は約4,497億円、前年同月比で8.1%増。2カ月連続のプラスとなりました。
11月の特徴としては、新型コロナ感染者数の減少傾向が続いたことで、主要顧客層の外出機会と購買意欲が高まり、各社の催事企画や外商顧客・カード会員向施策等の効果とも相俟って、売上と集客に寄与。衣料品は気温低下などの天候与件から、コート、ジャケット、セーターのほか、マフラーやストールなどの防寒アイテムも動き、二桁増となった、としています。

衣料品を見てみると、売上高は1,231億4,528万4千円で、前年同月比10.4%増。2カ月連続のプラスとなりました。
商品別では、
  • 紳士服・洋品 279億8,003万7千円 (前年比8.5%増)
  • 婦人服・洋品 803億8,879万1千円 (前年比13.1%増)
  • 子供服・洋品 67億6,374万5千円 (前年比0.6%増)
  • その他衣料品 80億1,271万1千円 (前年比1.2%増)
となっています。