2022年12月1日

10月のチェーンストア販売、衣料品8.9%増

日本チェーンストア協会が2022年10月度の「チェーンストア販売統計」を発表しました。
http://www.jcsa.gr.jp/

会員企業数56社(店舗数10,706店)の販売データをまとめたもので、総販売額は1兆1,025億6,685万円(前年比1.6%増)でした。
概況として10月は、新型コロナウイルス感染症の感染の下げ止まりが続く中、旅行など外出の機会が増加したこともあり内食化需要の減少傾向が見られ食料品の動きは鈍かった。衣料品は外出需要や気温の低下とともに季節商品の動きが良くなり、住関品は旅行・行楽需要関連商品などの動きが引き続き良かったことから、総販売額の前年同月比(店舗調整後)はプラスとなった、としています。

衣料品を見てみると、販売金額は666億2,041万円で、前年同月比8.9%増でした。
部門別では、
紳士衣料  117億6,424万円(前年比10.4%増)
婦人衣料  167億9,200万円(前年比9.3%増)
その他衣料 380億6,417万円(前年比8.2%増)

紳士衣料は、紳士衣料は、スーツ、セットアップ、フォーマル、ジャケット、スラックス、長袖ドレスシャツ、ニットベスト、カジュアルシャツ、ポロシャツなどの動きは良かったが、長袖Tシャツなどの動きは鈍かった。

婦人衣料は、婦人衣料は、コート、スーツ、フォーマル、パンツ、セーター、カーディガン、ニットなどの動きは良かったものの、スカート、アウター、長袖Tシャツ、レギンスパンツなどの動きは鈍かった。

その他衣料・洋品は、紳士・婦人インナー、スクール衣料、婦人靴下、紳士・婦人バッグ、財布、装飾品、スニーカー、帽子、ハンカチ、レイングッズなどの動きは良かったが、紳士・婦人リラクシング、紳士・婦人パジャマ、子供衣料などの動きは鈍かった。