2015年3月24日

2月のチェーンストア販売、衣料品2.2%減

日本チェーンストア協会が平成27年2月度の「チェーンストア販売統計」を発表しました。
http://www.jcsa.gr.jp/

会員企業数60社(店舗数9,376店)の販売データをまとめたもので、総販売額は9,718億2,347万円(前年同月比0.8%減)でした。 概況としては、2月は、食料品は、農産品が相場の影響を受けたが全体ではまずまずの動きだった。衣料品は、春物商品が動き始めたが全体をカバーするまでの動きではなく、住関品では、家電製品などが消費税増税の反動により苦戦したこともあり、総販売額の前年同月比(店舗調整後)は、11カ月連続のマイナスとなった、としています。

衣料品を見てみると、販売金額は754億9,327万円で、前年同月比2.2%の減少でした。
部門別では、
紳士衣料  151億8,760万円(前年比2.2%減)
婦人衣料  239億9,267万円(前年比1.0%増)
その他衣料 363億1,300万円(前年比5.4%減)

紳士衣料は、スーツ、スラックス、ドレスシャツ、スウェットパンツなどの動きは良かったが、コート、ジャケット、アウターなどは不調に終わった。
婦人衣料は、ドレススーツ、パンツ・スカート、カットソー、ジーンズなどの動きは良かったものの、コート、ジャケット、アウターなどは苦戦した。
その他衣料・洋品は、子供服、子供用キャラクター関連衣料、紳士・子供靴、レイングッズ、紳士服飾は好調だったが、ナイトウェア、紳士・婦人肌着、婦人ソックスなどは不調に終わった。