2015年6月21日

布団水洗い年間7千枚、高知県のしももとクリーニング

衣料クリーニングの需要が減少するなか、布団の水洗いを全国から大量受注しているとして、高知新聞が高知県四万十町の「しももとクリーニング」(下元昇社長)を取り上げています。
http://www.kochinews.co.jp/?&nwSrl=339707&nwIW=1&nwVt=knd

しももとクリーニングのある四万十町窪川地域でも5年ほど前には6店が営業していましたが、現在は後継者不足などで2店に減少。1955年創業の同社の売り上げも、ピーク時の半分に落ち込んでいるそうです。

そういう状況のなか、しももとクリーニングは2000年から、高知市の寝具メーカーによる“布団メンテナンス”の下請けとして、汗汚れを取る水洗いを開始。専用の洗濯機や乾燥機を購入して技術習得に励み、厚さや形状を復元する技術を確立。
11年間で全国から約7万7千枚を受注したそうです。

また排水が流れ込む四万十川の環境にも配慮し、すべて液体石けんを使用しているとのこと。