日本チェーンストア協会が平成27年7月度の「チェーンストア販売統計」を発表しました。
http://www.jcsa.gr.jp/
会員企業数59社(店舗数9,401店)の販売データをまとめたもので、総販売額は1兆1,150億9,283万円(前年同月比1.9%増)でした。
概況としては7月は、食料品は、相場高の影響を受けた農産品を中心に好調に推移し、衣料品、住関品も、中旬以降の気温上昇とともに季節商品の動きが良くなったことから、総販売額の前年同月比(店舗調整後)は、4カ月連続のプラスとなった、としています。
衣料品を見てみると、販売金額は1,014億4,836万円で、前年同月比0.4%増でした。
部門別では、
紳士衣料 193億4,615万円(前年比2.0%減)
婦人衣料 337億6,727万円(前年比0.1%減)
その他衣料 483億494万円(前年比1.7%増)
紳士衣料は、スーツ、長袖カッターシャツ、カジュアルパンツなどの動きは良かったが、半袖カッターシャツ、ショートパンツ、Tシャツなどの動きは鈍かった。
婦人衣料は、カーディガン、ジーンズ、長袖カジュアルシャツ、カジュアルパンツなどの動きは良かったものの、フォーマル、半袖カジュアルシャツ、Tシャツなどは不調だった。
その他衣料・洋品は、婦人浴衣、紳士ホームウェアー、婦人肌着、子供服、婦人バック、レイングッズ関連、帽子や日傘などは好調だったが、紳士肌着、紳士・婦人水着、女児半袖Tシャツ、ベビーウェアなどが不調に終わった。