日本チェーンストア協会が平成27年9月度の「チェーンストア販売統計」を発表しました。
http://www.jcsa.gr.jp/
会員企業数58社(店舗数9,330店)の販売データをまとめたもので、総販売額は1兆380億9,647万円(前年同月比2.9%増)でした。
概況としては9月は、食料品は農産品を中心に好調に推移したほか、衣料品、住関品では天候不順の影響も受けたもののまずまずの動きだったことから、総販売額の前年同月比(店舗調整後)は、6カ月連続のプラスとなった、としています。
衣料品を見てみると、販売金額は858億1,321万円で、前年同月比2.1%増でした。
部門別では、
紳士衣料 144億1,557万円(前年比1.5%増)
婦人衣料 267億3,089万円(前年比0.8%増)
その他衣料 446億6,675万円(前年比3.0%増)
紳士衣料は、スーツ、ジャケット、ドレスシャツ、ポロシャツ、ニットベスト、カジュアルパンツなどの動きは良かったが、カジュアルシャツなどの動きは鈍かった。
婦人衣料は、スーツ、ジャケット、カーディガン、レギンスパンツ、カジュアルシャツなどの動きが良かったが、フォーマル、カジュアルパンツなどの動きは鈍かった。
その他衣料・洋品は、紳士・婦人パジャマ、紳士・婦人肌着、紳士・婦人服飾雑貨、レイングッズなどの動きは良かったものの、子供肌着、ベビーウェアなどの動きは鈍かった。