2016年7月22日

6月のチェーンストア販売、衣料品3.6%減

日本チェーンストア協会が平成28年6月度の「チェーンストア販売統計」を発表しました。
http://www.jcsa.gr.jp/

会員企業数57社(店舗数9,416店)の販売データをまとめたもので、総販売額は1兆545億5,202万円(前年比0.5%減)でした。
概況として、6月は食料品は、農産品が中旬以降の相場高の影響もあり堅調に推移したが、衣料品、住関品は、季節商品を中心に後半動きが鈍くなったこともあり、総販売額の前年同月比(店舗調整後)は、マイナスとなった、としています。

衣料品を見てみると、販売金額は941億5,195万円で、前年同月比3.6%減でした。
部門別では、
紳士衣料  199億2,510万円(前年比7.0%減)
婦人衣料  254億293万円(前年比9.1%減)
その他衣料 488億2,392万円(前年比1.1%増)

紳士衣料は、スーツ、ジャケット、スラックス、カジュアルパンツ、半袖カジュアルシャツなどの動きは良かったが、カッターシャツ、ポロシャツ、Tシャツ、ショートパンツなどの動きは鈍かった。
婦人衣料は、7分袖カジュアルシャツ、Tシャツ、レギンスパンツなどの動きは良かったものの、サマーフォーマル、スカート、ブラウス、チュニック、ジーンズなどは不調だった。
その他衣料・洋品は、男児・女児ウェア、紳士・婦人・子供肌着、婦人ホームウェア、子供水着などは好調だったが、ベビーウェア、婦人バッグ、レイングッズ、浴衣などは不調に終わった。