2016年7月20日

6月の百貨店売上、衣料品5.7%減

日本百貨店協会が平成28年6月の「全国百貨店売上高」を発表しました。
http://www.depart.or.jp/

調査対象百貨店81社236店のデータをまとめたもので、売上高総額は約4,699億円、前年同月比で3.5%減。4カ月連続のマイナスとなりました。
6月の特徴としては、富裕層の消費マインド低下を受けた美術・宝飾・貴金属の失速を受け、雑貨が15カ月ぶりのマイナスになったものの、中元購買客の買い回りが好調な、衣料品、身のまわり品、家庭用品、食料品が前月に比べマイナス幅を縮小している、としています。

衣料品を見てみると、売上高は1,376億9,345万2千円で、前年同月比5.7%減。8カ月連続のマイナスとなりました。
商品別では、
  • 紳士服・洋品 304億4,969万7千円 (前年比6.5%減)
  • 婦人服・洋品 884億2,930万5千円 (前年比5.5%減)
  • 子供服・洋品 81億2,997万円 (前年比4.0%減)
  • その他衣料品 106億8,448万円 (前年比6.3%減)
となっています。