日本チェーンストア協会が平成30年2月度の「チェーンストア販売統計」を発表しました。
http://www.jcsa.gr.jp/
会員企業数56社(店舗数9,991店)の販売データをまとめたもので、総販売額は9,638億7,974万円(前年比1.3%増)でした。
概況として、2月は食料品は農産品を中心に好調だったが、衣料品は気温が低かったこともあり季節商品の動きが鈍く、住関品も苦戦したが、総販売額の前年同月比(店舗調整後)はプラスとなった、としています。
衣料品を見てみると、販売金額は651億9,857万円で、前年同月比0.5%減でした。
部門別では、
紳士衣料 126億534万円(前年比0.6%減)
婦人衣料 197億5,307万円(前年比1.2%減)
その他衣料 328億4,016万円(前年比0.1%増)
紳士衣料は、ジャケット、セーター、トレーナー、ジーンズはまずまずの動きだったが、スーツ、コート、カッターシャツ、アウターなどは苦戦した。
婦人衣料は、ジャンパーコート、セーター、ベスト、アウター、カットソーなどの動きが良かったが、スーツ、フォーマル、ジャケット、コート、ブラウスなどの動きは鈍かった。
その他衣料・洋品は、紳士・婦人パジャマ、紳士・婦人インナー、婦人下着、男児ウェア、手袋・マフラーなど好調だったが、婦人タイツ、女児ウェア、子供肌着、帽子、子供靴などは不振だった。