2018年8月22日

7月の百貨店売上、衣料品11.1%減

日本百貨店協会が平成30年7月の「全国百貨店売上高」を発表しました。
http://www.depart.or.jp/

調査対象百貨店79社219店のデータをまとめたもので、売上高総額は約5,132億円、前年同月比で6.1%減。2カ月ぶりのマイナスとなりました。
7月の特徴としては、夏本番を迎えて、各店積極的な集客施策を企画・展開し、高額消費やインバウンドの好調さなども業績を下支えしたが、上旬の西日本豪雨をはじめ、梅雨が明けて以降連日の猛暑、さらには月末の台風12号上陸など異常気象のほか、クリアランスセール前倒しの影響や土曜日1日減などのマイナス与件から、売上・客数共に振るわず前年実績には届かなかった、としています。

衣料品を見てみると、売上高は1,446億1,605万8千円で、前年同月比11.1%減。2カ月ぶりのマイナスでした。
商品別では、
  • 紳士服・洋品 299億5,778万6千円 (前年比10.8%減)
  • 婦人服・洋品 940億757万円 (前年比11.0%減)
  • 子供服・洋品 95億1,388万円 (前年比11.3%減)
  • その他衣料品 111億3,682万2千円 (前年比12.2%減)
となっています。