2018年8月22日

7月のチェーンストア販売、衣料品6.0%減

日本チェーンストア協会が平成30年7月度の「チェーンストア販売統計」を発表しました。
http://www.jcsa.gr.jp/

会員企業数56社(店舗数10,219店)の販売データをまとめたもので、総販売額は1兆1,301億7,040万円(前年比1.5%増)でした。
概況として、7月は食料品は、農産品が相場高の影響もあり好調、その他の商品も堅調に推移した。衣料品、住関品の動きは鈍かったが、総販売額の前年同月比(店舗調整後)はプラスとなった、としています。

衣料品を見てみると、販売金額は913億275万円で、前年同月比6.0%減でした。
部門別では、
紳士衣料  164億5,766万円(前年比8.4%減)
婦人衣料  281億7,185万円(前年比9.3%減)
その他衣料 466億7,324万円(前年比3.0%減)

紳士衣料は、スーツ、ドライ系ポロシャツ、カジュアルシャツ、Tシャツなどの動きは良かったが、ジャケット、スラックス、半袖カッターシャツ、ショートパンツなどの動きは鈍かった。

婦人衣料は、マニッシュスーツ、フォーマル、トップス、Tシャツなどはまずまずの動きだったものの、スカート、カットパンツ、カットソーなどの動きは鈍かった。

その他衣料・洋品は、婦人パジャマ、紳士・婦人・子供機能性肌着、ベビー用品、帽子・傘などUV関連商品、紳士装飾雑貨、レイングッズなどの動きは良かったが、紳士肌着、婦人ストッキング、婦人水着、婦人・子供浴衣、紳士・婦人靴などは不調に終わった。