日本チェーンストア協会が平成30年11月度の「チェーンストア販売統計」を発表しました。
http://www.jcsa.gr.jp/
会員企業数58社(店舗数10,387店)の販売データをまとめたもので、総販売額は1兆625億1,329万円(前年比2.5%減)でした。
概況として、食料品は、農産品が昨年の相場高の反動もあり苦戦した。衣料品、住関品ともに気温が高めに推移したことから季節関連商品の動きが鈍く、総販売額の前年同月比(店舗調整後)は、マイナスとなった、としています。
衣料品を見てみると、販売金額は852億514万円で、前年同月比12.0%減でした。
部門別では、
紳士衣料 179億7,414万円(前年比13.4%減)
婦人衣料 235億7,885万円(前年比12.5%減)
その他衣料 436億5,216万円(前年比11.0%減)
紳士衣料は、ドレスシャツ、トレーナー、カジュアルパンツ、ポロシャツなどはまずまずの動きだったが、ダウンジャケット、コート、セーター、アウター、ボトムなどの動きは鈍かった。
婦人衣料は、フォーマル、スーツ、セーター、アウターなどはまずまずの動きだったが、ジャケット、コート、ニット、トレーナー、カジュアルパンツ、レギンスなどは苦戦した。
その他衣料・洋品は、婦人リラクシング、男児・女児トレーナー、女児ワンピース、ベビー用品、婦人バッグなどの動きは良かったものの、男児・女児ジャケット、女児ロングパンツ、婦人ブーツ、帽子、手袋、マフラーなどの動きは鈍かった。