日本チェーンストア協会が2020年1月度の「チェーンストア販売統計」を発表しました。
http://www.jcsa.gr.jp/
会員企業数55社(店舗数10,543店)の販売データをまとめたもので、総販売額は1兆44億2,828万円(前年比2.0%減)でした。
概況として1月は、食料品は相場安もあり農産品は動きが鈍かった。衣料品、住関品も気温が高めで推移したこともあり苦戦し、総販売額の前年同月比(店舗調整後)は、マイナスとなった、としています。
衣料品を見てみると、販売金額は684億6,218万円で、前年同月比8.0%減でした。
部門別では、
紳士衣料 138億6,039万円(前年比11.6%減)
婦人衣料 191億8,273万円(前年比8.4%減)
その他衣料 354億1,906万円(前年比6.3%減)
紳士衣料は、クルーセーター、ドレスシャツ、カジュアルパンツ、ポロシャツなどはまずまずの動きだったが、コート、スーツ、ジャケット、スラックス、アウターなどは苦戦した。
婦人衣料は、ニット、ブラウスなどの動きが良かったが、フォーマル、コート、スラックス、アウター、カットソー、トップス、ボトムなどは不調に終わった。
その他衣料・洋品は、紳士・婦人パジャマ、紳士下着、メンズ・レディススニーカー、スクール関連、傘などの動きは良かったが、紳士・婦人・子供インナー、男児・女児ウェア、ベビー用品、マフラー、手袋・帽子、婦人ブーツなどの動きは鈍かった。