2020年3月24日

2月のチェーンストア販売、衣料品3.9%減

日本チェーンストア協会が2020年2月度の「チェーンストア販売統計」を発表しました。
http://www.jcsa.gr.jp/

会員企業数55社(店舗数10,548店)の販売データをまとめたもので、総販売額は9,376億2,117万円(前年比4.1%増)でした。
概況として2月は、食料品は農産品の相場安もあったが好調に推移。衣料品は気温が高かったこともあり動きが鈍かったが、住関品はまずまずの動きだったことから、総販売額の前年同月比(店舗調整後)はプラスとなった、としています。

衣料品を見てみると、販売金額は511億9,813万円で、前年同月比3.9%減でした。
部門別では、
紳士衣料  95億1,767万円(前年比7.3%減)
婦人衣料  148億8,622万円(前年比7.2%減)
その他衣料 267億9,424万円(前年比0.7%減)

紳士衣料は、ハーフコート、クルーセーター、トレーナー、トップス、ボトムはまずまずの動きだったが、スーツ、ジャケット、スラックス、ドレスシャツ、アウター、カジュアルシャツ、ポロシャツなどは不調だった。

婦人衣料は、ジャケット、ブラウス、ニット、長袖シャツ、アウター、トップス、ボトムなどの動きが良かったが、フォーマル、スラックス、カットソー、レギンスなどの動きは鈍かった。

その他衣料・洋品は、婦人インナー、スクール関連、マタニティ、手袋、ハンカチなど好調だったが、紳士・婦人・子供パジャマ、紳士・婦人肌着、ベビーインナー、ストッキングタイツ、婦人バッグ、傘などは不振だった。