2020年11月4日

白洋舍が第3四半期決算を発表

株式会社白洋舍(本社東京、松本彰社長)は、2020年12月期第3四半期の連結業績(2020年1月1日から9月30日)を発表しました。
http://www.hakuyosha.co.jp/ir/news/financial_report/

それによると、
  • 売上高   :290億3,600万円(前年同期比22.2%減)
  • 営業利益  :△37億5,000万円(ー)
  • 経常利益  :△36億3,900万円(ー)
  • 四半期純利益:△39億6,700万円(ー)
でした。

決算短信によると、業績を事業セグメント別にみると、

個人向けのクリーニング事業については、新型コロナウイルスの感染拡大による影響で、営業機会や来店客数が減少したことに加え、在宅勤務・テレワークといった通勤や外出を必要としない就業スタイルの普及に伴い、ワイシャツやスーツ等のクリーニング需要が減少したこと等から、売上高は139億1,300万円(前年同四半期比19.5%減)、セグメント損失は10億6,000万円となりました。

レンタル事業は、リネンサプライ部門においては、新型コロナウイルスの感染拡大に伴う得意先ホテルの大幅な稼働率低下等により、売上が大きく減少。ユニフォームレンタル部門も得意先テーマパークや外食店舗等の稼働率低下の影響等により減収でした。
レンタル事業の売上高は128億2,900万円(同27.4%減)。また取引量の減少に対応し、工場の休業等によりランニングコストの削減を図りましたが、人件費やリネン消耗費等の固定費の負担が大きく、セグメント損失は15億6,700万円となりました。

クリーニング業務用の機械・資材や、ユニフォーム等の販売を行っている物品販売事業では、連結子会社のクリーニング機械の売上が減少したことから、売上高17億5,000万円(同35.1%減)、セグメント利益1億200万円(同61.9%減)。

その他の事業として、モップ・マットのレンタルや、店舗・オフィスの清掃・建物管理等を手がけるクリーンサービス事業は、新型コロナウイルス感染拡大の影響による取引量の減少等により、売上高15億7,200万円(同6.9%減)、セグメント損失は3,200万円となりました。