2021年5月26日

4月のチェーンストア販売、衣料品74.3%増

日本チェーンストア協会が2021年4月度の「チェーンストア販売統計」を発表しました。
http://www.jcsa.gr.jp/

会員企業数56社(店舗数11,804店)の販売データをまとめたもので、総販売額は1兆815億8,782万円(前年6.0%増)でした。
概況として4月は、政府がまん延防止等重点措置を実施したこともあり内食化需要はあるものの、昨年の反動の影響が大きく食料品は苦戦。衣料品、住関品は堅調に推移し、総販売額の前年同月比(店舗調整後)はプラスとなった、としています。

衣料品を見てみると、販売金額は643億2,658万円で、前年同月比74.3%増でした。
部門別では、
紳士衣料  112億6,567万円(前年比104.9%増)
婦人衣料  161億5,337万円(前年比93.5%増)
その他衣料 369億5,754万円(前年比60.0%増)

紳士衣料は、スーツ、フォーマル、ドレスシャツ、カジュアルシャツ、ポロシャツ、Tシャツなどはまずまずの動きだったものの、スラックス、トレーナーなどの動きは鈍かった。

婦人衣料は、フォーマル、スーツ、スラックス、シャツブラウス、ニット、Tシャツなどはまずまずの動きだったが、スカートなどは不調だった。

その他衣料・洋品は、紳士・婦人リラクシングウェア、紳士・婦人・子供肌着、子供衣料、紳士装飾品、子供靴・靴下、スクール関連、帽子などはまずまずの動きだったが、ストッキングタイツ、紳士靴下、ハンカチ、手袋などは苦戦した。