2021年6月24日

5月のチェーンストア販売、衣料品9.7%増

日本チェーンストア協会が2021年5月度の「チェーンストア販売統計」を発表しました。
http://www.jcsa.gr.jp/

会員企業数56社(店舗数11,819店)の販売データをまとめたもので、総販売額は1兆1,201億2,193万円(前年2.9%増)でした。
概況として5月は、政府による緊急事態宣言が延長されたことから内食化傾向が続いており、食料品はまずまずだった。衣料品、住関品は昨年の大幅な落ち込みの反動により堅調に推移し、総販売額の前年同月比(店舗調整後)はプラスとなった、としています。

衣料品を見てみると、販売金額は608億8,961万円で、前年同月比9.7%増でした。
部門別では、
紳士衣料  112億7,291万円(前年比12.7%増)
婦人衣料  157億6,616万円(前年比15.5%増)
その他衣料 338億5,054万円(前年比6.3%増)

紳士衣料は、スーツ、スラックス、ドレスシャツ、カジュアルシャツ、カジュアルパンツ、ポロシャツ、Tシャツなどは堅調に推移したが、ショートパンツなどの動きは鈍かった。

婦人衣料は、スーツ、スラックスなどの動きは良かったが、フォーマル、カジュアルシャツ、Tシャツなどは苦戦した。

その他衣料・洋品は、婦人パジャマ、婦人下着、子供Tシャツ、子供ハーフパンツ、スニーカー、スクール水着、レイングッズ、靴下などはまずまずの動きだったものの、紳士パジャマ、紳士・婦人インナー、ストッキングタイツ、子供衣料、ベビー用品、UV関連商品、子供靴、ハンカチなどの動きは鈍かった。