日本チェーンストア協会が2021年12月度の「チェーンストア販売統計」を発表しました。
http://www.jcsa.gr.jp/
会員企業数56社(店舗数11,897店)の販売データをまとめたもので、総販売額は1兆3,010億3,784万円(前年比1.7%増)でした。
概況として12月は、新型コロナウイルス感染症の感染者数は減少したものの、年末年始における行動自粛の呼び掛けもあり内食化の需要が見られ食料品はまずまずの動きだった。衣料品はまずまずの動きだったが、住関品も堅調に推移したことから、総販売額の前年同月比(店舗調整後)はプラスとなった、としています。
衣料品を見てみると、販売金額は773億9,916万円で、前年同月比0.2%増でした。
部門別では、
紳士衣料 137億7,486万円(前年比3.9%増)
婦人衣料 166億4,259万円(前年比1.9%増)
その他衣料 469億8,171万円(前年比1.4%減)
紳士衣料は、ジャケット、スラックス、セーター、カジュアルパンツ、裏起毛トレーナー、ポロシャツ、アウターなどはまずまずの動きだったが、コート、スラックス、カジュアルシャツ、チノパンツなどの動きは鈍かった。
婦人衣料は、コート、スラックス、ジャケット、セーター、カジュアルシャツ、裏起毛トレーナー、アウター、 裏起毛レギンスパンツなどはまずまずの動きだったが、ニット、カットソー、デニムなどの動きは鈍かった。
その他衣料・洋品は、紳士・婦人リラクシング、紳士・婦人肌着、ストッキング・タイツ、ひざ掛け、手袋、帽子などはまずまずの動きだったものの、紳士・婦人パジャマ、紳士・婦人・子供インナー、子供トレーナー、ファッションマスク、スクール衣料などは苦戦した。