2022年1月28日

原油価格高騰、クリーニング業界にも影響<第7報>

ガソリン・原油価格の高騰がクリーニング業界にも影響を及ぼしていることの関連ニュースです。第1報(10/21)第2報(10/23)第3報(11/4)第4報(11/11)第5報(11/17)第6報(11/26)

■RCC中国放送:レギュラーガソリン170円超 2008年以来 GSやクリーニング店を直撃
広島県内のレギュラーガソリンの小売価格は、リッター170.1円でした。県内で170円を超えたのは、およ13年ぶりだということです。石油価格の高騰は、クリーニング店の経営も直撃しています。フミヤランドリー・山沢祐二店長「ボイラーの燃料・重油が上がっていますし、あとはハンガー、製品を包装するビニール袋、洗う溶剤も全部、石油製品で、石油製品でないものを探す方が難しいくらい、ほとんど値上げ」仕入れ価格の値上げに合わせて早ければ2月、1点あたり20円から50円の値上げに踏み切る予定です。
■NHK徳島:原油価格高騰 各産業から懸念の声 県内各地の状況は
原油価格の高騰は、クリーニング店の経営にも影響を与えています。徳島県内を中心に120店舗を展開しているクリーニングチェーンでは、先月の時点で溶剤の値段が前の年より10%ほど値上がりしています。 またボイラーの燃料として1年間で30万リットル近い重油を使用していますが、価格は前の年と比べ1リットルあたりおよそ20円値上がりしたということです。さらにプラスチック製のハンガーや衣類の包装の仕入れ価格も来月から10%ほど値上がりするということです。株式会社セルフ・鳥取賢輔営業推進室長「お客様のためにできるだけ安い価格で提供したいが、コロナと原油価格の高騰が経営を圧迫していて、従業員の生活もあるなかでかなり厳しい状況と言わざるを得ない」