日本チェーンストア協会が2022年6月度の「チェーンストア販売統計」を発表しました。
http://www.jcsa.gr.jp/
会員企業数56社(店舗数10,864店)の販売データをまとめたもので、総販売額は1兆605億1,751万円(前年比1.0%減)でした。
概況として6月は、生活者の行動範囲が広がったことから内食化需要が減少し食料品の動きは鈍かった。衣料品は外出需要等もあり堅調に推移し、住関品も行楽需要関連商品などの動きは良かったが、総販売額の前年同月比(店舗調整後)はマイナスとなった、としています。
衣料品を見てみると、販売金額は669億6,265万円で、前年同月比2.1%増でした。
部門別では、
紳士衣料 122億8,783万円(前年比0.3%減)
婦人衣料 158億2,574万円(前年比7.4%減)
その他衣料 388億4,908万円(前年比7.4%増)
紳士衣料は、スーツ、セットアップ、フォーマル、ドレスシャツ、スラックス、長袖カジュアルシャツ、ハーフパンツなどはまずまずの動きだったが、ビジネススーツ、ビジネススラックス、半袖ドレスシャツ、ポロシャツ、Tシャツなどの動きは鈍かった。
婦人衣料は、フォーマル、ワンピース、ブラウス、冷感Tシャツ、レギンス、ボトムなどの動きは良かったが、スカート、ドライ機能パンツ、夏用シャツなどの動きは鈍かった。
その他衣料・洋品は、紳士パジャマ、紳士・婦人水着、スクール水着、女児スカート、ベビー用品、浴衣、靴、帽子、UV手袋、日傘、靴下、バッグなどの動きは良かったものの、紳士・婦人ルームウェア、紳士・婦人インナー、女児ワンピース、男児・女児ハーフパンツ、ストッキング、レイングッズなどの動きは鈍かった。