2023年3月6日

1月の百貨店売上、衣料品14.2%増

日本百貨店協会が2023年1月の「全国百貨店売上高」を発表しました。
http://www.depart.or.jp/

調査対象百貨店71社185店のデータをまとめたもので、売上高総額は約4,311億円、前年同月比で15.1%増。11カ月連続のプラスとなりました。
1月の特徴としては、前年のまん延防止等重点措置の反動に加え、行動制限のない初商は盛況で、クリアランスや、各社が企画した物産展等の催事も集客と売上に寄与。季節商材の福袋も、物価高を受け食料品など生活必需品を中心に好調だった。昨年10月の水際緩和以来、回復傾向を強めているインバウンドも売上を押し上げた。衣料品では、コートなど重衣料の他、オケージョンアイテムも動いた、としています。

衣料品を見てみると、売上高は1,256億6,523万9千円で、前年同月比14.2%増。11カ月連続のプラスとなりました。
商品別では、
  • 紳士服・洋品 278億3,999万4千円 (前年比14.6%増)
  • 婦人服・洋品 838億5,110万2千円 (前年比15.9%増)
  • 子供服・洋品 69億3,503万円 (前年比8.5%増)
  • その他衣料品 70億3,911万3千円 (前年比1.1%増)
となっています。