日本チェーンストア協会が2023年1月度の「チェーンストア販売統計」を発表しました。
http://www.jcsa.gr.jp/
会員企業数56社(店舗数10,680店)の販売データをまとめたもので、総販売額は1兆1,242億8,263万円(前年比1.3%増)でした。
概況として1月は、行動規制がない年始だったこともあり帰省需要等が見られたが、節約志向の高まりから、買い控え傾向が強くなり買上点数は減少したものの、食料品はまずまずの動きだった。衣料品は季節商品の動きが良く、住関品は旅行・帰省需要関連商品などの動きが良かったこともあり、総販売額の前年同月比(店舗調整後)はプラスとなった、としています。
衣料品を見てみると、販売金額は631億6,781万円で、前年同月比8.3%増でした。
部門別では、
紳士衣料 119億2,917万円(前年比3.9%増)
婦人衣料 158億8,638万円(前年比9.3%増)
その他衣料 353億5,226万円(前年比9.5%増)
紳士衣料は、スーツ、フォーマル、セットアップ、ジャケット、スラックス、セーター、ドレスシャツ、カジュアルパンツ、カジュアルシャツ、アウターなどの動きは良かった。
婦人衣料は、スーツ、フォーマル、ジャケット、スラックス・パンツ、セーター、カジュアルシャツ、カットソー、アウターなどの動きは良かったものの、ワンピース、ブラウス、冬物トレーナー、トップスなどの動きは鈍かった。
その他衣料・洋品は、紳士・婦人パジャマ、紳士・婦人インナー、男児・女児フォーマル、子供ロングパンツ、ルームソックス、スニーカー、子供靴、財布などは動きが良かったが、冬物紳士ブリーフ、男児・女児ダウンジャケット、ひざ掛け、帽子、手袋、ブーツ、レイングッズなどの動きは鈍かった。